《コーヒーってどうやって味作りするの?》コーヒールアクのハンドドリップの楽しさ紹介
こんにちは!コーヒールアクです。
今回はハンドドリップの楽しさ編 3つめ
「味作り」です。
ハンドドリップの一番の醍醐味といっても
大げさではないのでしょうか?
これに関しても正解!と呼ばれるものは
ないのですが、本記事では基本的な考え方を
お伝え出来たらと思います。
では早速
【豆量】
まぁお分かりだと思いますが
多い程濃く、少ないほど薄くなります。
しかしここで注意なのが少ないほど
面積は狭くなってお湯が通る道は短くなり、
抽出速度は早くなります。
逆に多いほど面積は広くなり、お湯が通る道は
長くなって遅くなるという事に注意が
必要です。
【挽き目】
豆を計量しましたら次はお手持ちのミルなどで
挽きます。
この時、細かくするほどお湯の通りは
ゆっくりになって味は濃くなります。
そして苦味がたつ傾向にあります。
反対に粗くするほどお湯の通りは早くなり
味は薄く、酸味がたつ傾向にあります。
【湯温】
お湯を用意します。
この時は湯温に注目します。
湯温は低いほどコーヒーの成分も控えめに
なり、酸味がたつ傾向があります。
反対に高いほどコーヒーの成分も強くでてきて
苦味がたつ傾向があります。
ここで注意が必要なのは
高すぎると過抽出になり、渋みやえぐみが
出てしまう事があります。
低すぎると十分に抽出されずに物足りない
味わいになります。
目安ですが85~95度あたりで調整するのが
良いと思います。
【抽出にかける時間】
お湯を注ぎながら、掛かっている時間に
注目します。
時間が短いほど濃度は薄くなり
酸味のたつ傾向があります。
反対に長いほど濃度は濃くなり
苦味のたつ傾向があります。
苦味は時間がたってから抽出されてくるのです。
この時に注意が必要なのは
短すぎると味気がなく、尖った酸味を感じる。
長すぎると濃すぎて、しぶみやえぐみを感じる。
定石では「3分」と言われており
それを目安に調整するといいと思います。
【抽出量、濃度】
豆量に対して、どれぐらい抽出するのかを
測ると良いと思います。
多くするほど薄く、スッキリとした味わいに
少なくするほど濃く、ドッシリとした味わいに
この時も注意が必要なのは
多すぎると過抽出でしぶみやえぐみの原因に。
少なすぎると豆の成分を出しきれない可能性が
出てきます。
これも10gに対して120ml抽出が定石的であり
これを目安に調整すると良いと思われます。
しかし、豆量が増える度にお湯が豆に触れる
面積か大きくなることにも留意が必要です。
例えば倍量の240ml抽出する場合は
豆も倍にすると濃くなる為
18gにする等調整すると良いと思います。
<さいごに>
今回はなんだか堅苦しい感じに
なってしまいましたかね(笑)
まぁまずは気楽に淹れてみて
自分の好みの味でないな~と思ったら
1つずつ注目してみるのはいかがでしょうか。
淹れた後は自分の好きなおやつと飲むと
美味しさマシマシです。
ハンドドリップの楽しさの大きくは
自分の好きな味に調節したり
誰かに淹れる場合は相手の事を考えて
調節できる幅の広さだと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
よかったらまた別の記事でお会いしましょう。
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